東北の海を学び次世代まで守り続けるプロジェクト

東北の海を学び次世代まで守り続けるプロジェクト

Topics

  • 2025.10.3

    各県の取り組みをアップしました。
  • 2025.7.10

    7月11日(金)に仙台にてキックオフミーティングを開催します。

    プレスリリースはこちら

  • 2025.7.8

    「東北の海を学び次世代まで守り続けるプロジェクト」特設サイトをオープンしました。

はじめに

東北地方に共通する海の問題

すべての県が海に面する東北地方。
特に「三陸沖」は黒潮と親潮が交差する世界三大漁場の一つで、豊富な魚介類が水揚げされ、古くから漁業が盛んな地域です。
しかし近年、「海水温の異常上昇」をはじめとする様々な海洋課題が地元漁業関係者のみならず、私たちの暮らしにも様々な影響を及ぼしています。

東北大学 大学院理学研究科 杉本周作 准教授

三陸沖の海が2年連続で6℃も高温状態に!?

三陸沖の海は、世界でも有数の漁場です。黒潮と親潮の水が交わることで豊かな栄養がもたらされ、多様な魚が集まります。この海は、東北の文化と暮らしを支えてきました。

しかし今、その三陸の海で、黒潮と親潮の流れ方が変わったことにより、2023年・2024年を通じて約6度も水温が高い状態が続くという、世界的にも異例の現象が起きています。かつていた魚が姿を消し、見慣れない魚が現れるなど、「海の当たり前」が大きく変わりつつあります。こうした変化は、単に漁業の問題にとどまりません。私たちの食、経済、文化、そして自然とのつながりそのものが、いま問われているのです。

このプロジェクトは、そうした変化を「自分ごと」として捉え直すきっかけを、これからの時代を担う子どもたちに届けようとするものです。子どもたちが、自分たちの海を学び、変化を知り、未来について考える。これは、科学や政策だけでは成し得ない、大きな力になります。

三陸の海のいまを見つめ、次代の東北を考える――。

この取り組みが、東北の枠を超え、日本全体、そして世界の海を守る流れへとつながっていくことを、強く期待しています。

東北大学 大学院理学研究科 
杉本周作准教授

この問題を「東北全体」で考え、
「東北全体」で取り組む

「海水温の異常上昇」は、一地域で考えたり取り組んだりするだけでは何も解決しません。
今回は、主に三陸沖における魚種交代などの海洋課題に着目し、その原因や課題を再認識することで、私たちの生活に欠かすことのできない豊かな海を守り続けるための取り組みを「東北全体」で進め、全国に広げていくことを目指します。

事業概要

本事業は、次世代まで美しい海を守り続けることを目的に、東北のこどもたちを主役に取り組みます。

「学ぶ」→「体験する」→「伝える」の流れにより、
次代を担う子どもたちを対象とした「将来にわたって長くつながる海洋教育」(継続・循環)として
定着するような取り組みを目指します。

各県の取り組み

それぞれの県における取り組みの状況を随時お知らせします。

福島県/楢葉町立楢葉小学校4-6年生(楢葉町地域学校協働センター「ならはっこ」)

関連映像

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